不用品回収業者選びのコツ - 不用品回収・粗大ごみ比較ナビ
コーヒーメーカーは本格的コーヒーを楽しみたい人にとって欠かせない家電製品でしょう。忙しい朝や午後のティータイム、人を招いてのパーティー時にも活躍します。単にドリップだけを行う安価なものもあれば、自分好みの濃さに調節できるもの、その時の気分によって好きな豆を挽くことができるものなど機能も様々です。また家庭向けの小型サイズやオフィス向けなど一度にたくさんのコーヒーをドリップできるものもあります。さらにレストランのパントリーやファミレスのフリードリンクコーナーなどで使う中型サイズからバリスタなどプロ向けの大型サイズまで、種類もサイズも様々です。そんな多種多様なコーヒーメーカーを処分する場合、どんな方法があるでしょうか。
自治体を利用して処分する場合、処分できる日が限られる点がデメリットです。毎週、不燃ごみを出せる自治体もありますが、月に一度しか不燃ごみの回収日がない自治体も多く、意外と忘れてしまったり仕事などで都合がつかなかったりして、何ヶ月も処分できないでいる場合もあります。またコーヒーメーカーは水を熱湯にするヒーターやドリップ部分などで構成される本体だけでなく、サーバーがセットになっている場合がほとんどです。ガラス製の場合、サーバーはガラスとして処分する必要があり、コーヒーメーカー本体とは別の日に処分しなければならないため、さらに面倒です。そして何より自分で集積場に持っていく必要がありますが、業務用やプロ向けの機種となると相当重量もあるため、自力で運ぶのは大変です。建物の上階に設置してあるものとなるとなおさら、運び出すのにも数人がかりでの作業になります。
コーヒーメーカーの処分を不用品回収業者に依頼するメリットは、電話連絡だけで回収に来てくれることです。コーヒーメーカーは精密機械で、例えばカフェなどで利用しているマシンの中には幅1メートル、高さ80㎝に及ぶものもあり重さも100キロを超えます。自力で処分するのには限界があるので、自宅やお店まで回収に来てくれる不用品回収業者に依頼できると助かります。またコーヒーマシンにはガラス製サーバーがセットになっている場合もありますが、様々な材質のものを回収してもらえるのもメリットです。不用品回収業者は各社規定の回収不可能な品目以外なら、どんなものも回収してくれます。自分で不燃ごみに出せるようなサイズのものでも、他に処分したいものがあるなら不用品回収業者もおすすめです。
不用品回収業者でコーヒーメーカーを処分するデメリットは、費用がかかるという点です。コーヒーメーカー以外に処分したいものが無い場合や、自治体の不燃ごみに出せる程度の小型のものや家庭向けのものであれば、わざわざ不用品回収業者に依頼する必要はないかもしれません。自治体での処分と比較するとどうしても費用がかかる点は否めませんが、お金がかかるからこそ質のよいサービスを受けられます。しかし業者の選定には気をつけなければなりません。不用品回収業者の中には無許可で営業を行い、回収した不用品の不法投棄をする悪質業者もあるため自分で業者を見つける際には、優良業者を見極める必要があります。
買取業者で売るデメリットは、コーヒーメーカーは思ったほど高値では売れないという点です。コーヒーメーカーは人の口に入るコーヒーを抽出する家電です。当然、一度使った中古品よりも新品のものが好まれます。また家電製品という性質上、実際には水やコーヒー豆などを入れていなくても一度でも通電したものはシビアに査定されます。また家庭向けのコーヒーメーカーは特に、イベントなどの景品としても人気があるため、新品でさらに箱や取り扱い説明書などもセットになった状態であることが求められます。つまり意外とお金にならない買取品目なので、他に買取希望のものがある場合以外は高値での買取は期待できません。また大型のコーヒーメーカーの場合、そもそも持っていくことができない可能性もあります。自力で運搬できない以上買取業者での処分も難しいと言わざるを得ません。