不用品回収業者選びのコツ - 不用品回収・粗大ごみ比較ナビ
型が古くなって買い換えたい、スイッチを入れても作動しない、故障してしまったなどカラー複合機を処分する理由はいろいろありますが、いざ処分するとなると、気になるのはその方法とかかる費用です。リースなどでリース会社に返却できる場合は別として、そうでなければ自分で処分しなければなりません。ゴミの日に回収してもらえるくらいの小型のものならいいのですが、業務用などの大型のものを、効率よく、お得に処分するにはどのような方法があるでしょうか。自治体、買い取り業者、インターネットサービス、不用品回収業者それぞれの処分法のメリットとデメリット、そしてカラー複合機を処分する際の注意点についてご紹介します。
自治体を利用する場合には、一般のごみとして回収できるサイズ以外は、粗大ゴミとして有料で回収してもらう事になります。数百円から1000円くらいと料金は業者に比べ安く済みますが、事前に処理券を商店やコンビニなどで、わざわざ購入しておかなければなりませんから、即日で処分してしまいたいという場合には使えません。大きさなども規定があるので気を付ける必要があります。また、業務用の大きな複合機などは、産業廃棄物の扱いになり、粗大ゴミとして出すことが出来ないというデメリットもあります。その場合にはやはり、産廃業者や不用品回収業者に依頼する必要が出てきます。いずれにしても、自治体によって多少違いがあるので、確認が必要です。
自治体の粗大ゴミに出すとしても、事前に予約が必要であったり、回収日が決められているなどなかなか都合が合わないこともありますが、不用品回収業者を利用すれば、こちらの都合に合わせて回収に来てもらう事ができます。大きな複合機や他の業務や作業で忙しく、自分で車を出して自治体指定の回収場所まで持って行かなくていいというのは大きな魅力です。また、カラー複合機以外にも不要なものがあれば、事前に伝えておけば合わせてトラックで回収してもらう事もできるので、引っ越しや大掃除などのタイミングにはとても助かります。業者によっては買取り業務も行っているところもあり、その場合は逆に売却できて利益が生まれる可能性もあります。
不用品回収業者を利用する際のデメリットとしては、まず業者の数が多くて悪徳業者との見分けがむずかしいことです。特に無料を謳っているような業者の中には、詐欺まがいの営業でトラブルにつながるケースも多発しているので気を付けなければならないでしょう。トラブルを避けるためのポイントとして、許可証を確認することがあげられますが、気を付けなければならないのは、産業廃棄物の許可だけでなく、一般廃棄物の許可証を持っているかを確認することです。一般廃棄物の許可でなければ家庭の粗大ゴミなどを回収できないことになっているのです。そして、会社情報も確認しましょう。地元の許可を持っている業者でなければ回収できないことになっているからです。
買い取り業者を利用して売却するデメリットとしては、まず買取に出張料がかかることでしょう。家庭用などの小型のものならば自力で買取業者まで運んでいくこともできますが、業務用など大型のものは、精密機器なので出張サービスを利用せざるを得ないでしょう。また、不用品回収業者などは、どんなに年式が古くても、故障があっても引き取ってもらえますが、買い取り業者の場合は10年以上経ったものは買取価格がグンと安くなってしまうことがあります。ジャンク品として引き取ってもらえる場合もありますが、業者により、年式が古いものや故障があるなど、商品価値のないものは引き取ってもらえないこともあります。回収のための出張料が大型の複合機だと10000円以上かかることも多いので、その場合は赤字になる可能性があります。