パソコンの処分は不用品回収業者に依頼した方がお得？おすすめの処分方法を比較！

要らなくなってしまったものを処分する際、悩んでしまうことはありませんか？簡単にゴミとして捨てることが出来るものであれば何も問題はありませんが、そうもいかないものも多いです。その例の一つとして挙げられるものがパソコンです。パソコンは処分するにもお金がかかることがありますし、個人情報が漏洩してしまう心配もありますので処分も慎重に行わなければなりません。では、どのようにすれば安全に、そしてよりお得に要らなくなってしまったパソコンを処分することが出来るのでしょうか？考えられる4つの方法のメリットとデメリットについてそれぞれまとめていきますので、ぜひ比較してどの方法が良いのか考えてみてください。

自治体を利用した場合

まずは自治体を利用した処分方法について見ていきます。昔は自治体でパソコンの処分を行うことは出来なかったので、現在も出来ないと思われている方もいらっしゃるようですが、近年は処分することが可能になっています。平成25年に小型家電リサイクル法が施行されたことによって、自治体でパソコンなどの小型家電の回収が行えるようになりました。公共施設などに設置されている回収ボックスに入れることで処分をすることが出来ます。特に予約や手続きなどが必要ない点や、基本的には無料で処分することが出来るということ、取り扱っているのが地方自治体であるという安心感が大きな魅力です。

一方で自治体を利用した処分方法のデメリットとして、そもそも回収を行っている自治体と行っていない自治体があるということです。自分の住んでいる地域の自治体ではどのような取り扱いになっているのかをきちんと確認しておく必要があります。また、設置されている回収ボックスや指定されている回収場所まで自分で持っていかなければいけないという手間もあります。さらにデータの消去に関しては行ってくれるわけではありませんので、自分で行う必要があります。パソコンには個人情報が沢山入っていますので、きちんと消去しておかないと情報が漏洩してしまう危険性があります。パソコンに詳しくなく、データ消去も自分で出来ないという方にとっては、自ら消去しなければならないというのは大きなデメリットとなります。

業者を利用した処分方法

次に不用品回収業者を利用することのメリットについて見ていきます。不用品回収業者の中には、パソコンを処分してくれる業者があります。宅配買取や出張買取を行ってくれる業者があるのが大きなメリットです。自分で持ちこむ手間が省けますのでとても便利です。宅配買取にかかる送料や出張費などは無料というところも多いです。さらに本体だけでなく処分したい周辺機器がある場合に一緒に回収してくれるというのも魅力です。もし他にも家電や家具などで処分したいものがあれば幅広いものを一緒に回収してもらうことも出来ます。データの消去に関しても、専用の機器を使用して行い、しっかりと知識のあるスタッフが対応してくれるので安心です。

デメリットとして挙げられるのは、選ぶ回収業者によってはよくない業者もあるということです。不用品回収業者は非常に多くありますが、全ての業者が良い業者、きちんとした業者では残念ながらありません。中にはデータの消去をいい加減に行っていたり、知識の全くないスタッフが対応していたりするところもあります。また、無料で回収するということを始めに言っておきながら、あとから出張費や回収費などを請求するというような業者もあります。多くの業者はそのようなことはありませんが、利用をする前に自分できちんと見極める必要があります。

買取業者で売る

パソコンの買取を専門的に行っている業者で売ることのメリットは、まずきちんと知識のあるスタッフが対応してくれるということです。パソコンに関する基本的な知識はもちろんのこと、中古のパソコンに関することにも精通しています。そのためきちんとした査定を行ってくれて、適正な価格で買取してもらうことが出来ます。そして状態が悪い古いパソコンであっても、それぞれのパーツにも需要があるため、買取してもらうことが出来る場合があります。もちろんデータの消去もきちんと行ってくれますので安心です。少しでもお金に換えたい、他の方法では売ることが出来ないパソコンであるという方にとっては、魅力的な方法です。

買取業者で売ることによるデメリットとして考えられることは、業者選びをきちんとしないとトラブルの原因となることがあるということです。パソコンの買取を行っている業者は非常に多くありますが、中にはきちんとした対応をしていないところもあります。パソコンの処分において一番大きな心配となるのが、個人情報が漏れてしまわないかということかと思います。大半の業者ではきちんとデータ消去を行ってくれますが、その点がいい加減なところもあります。買取価格が高いからというポイントだけではなく、きちんとデータを消去してくれるのか、対応はしっかりした信頼できる業者であるのかということを自分でしっかりと見極めて利用しないと、トラブルを引き起こす危険性があります。

インターネットサービスを利用して売る

インターネットが発達した現代の社会では、インターネット上で個人間の取引が簡単に出来るようになりました。オークションやフリマアプリなどを利用することで、自分は不要になってしまったものを欲しいと思ってくれる人に直接売ることが出来るようになっています。パソコンにおいてもそれは同じことで、業者に依頼したけれども買い取って貰えなかったという場合や、希望の金額がつかなかったという場合にはそういったサービスを利用するのも良い方法です。業者を通さなくても譲る相手と直接やり取りが出来るという点や、自分で売りたいと思った価格を設定して売ることが出来るということがインターネットサービスを利用して売ることの大きなメリットです。

フリマアプリやオークションなどのフリマアプリを利用して売ることのデメリットとしては、全て自己責任になるということです。やり取りをする相手も直接顔が見えるわけではありませんので、どのような相手かを知ることは出来ません。中にはあとからクレームをつけてきてトラブルになってしまったり、無理な値下げを執拗に交渉してきたりする人もいます。またデータの消去に関してはもちろん自分で行わなければなりません。消去しない状態で譲ってしまうと、個人情報を悪用されてしまいトラブルに巻き込まれてしまうという危険性もあります。個人間のやり取りになりますので、相手がきちんとした人かということをきちんと判断した上でやり取りをするようにすることと、データの消去や初期化をきちんと行うことが必要となります。

まとめ

不要になったパソコンを処分する方法としては自治体を利用する方法、不用品回収業者を利用する方法、買取業者に買い取って貰う方法、オークションなどのインターネットサービスを利用する方法という4つの方法が考えられます。どの方法にもメリットもデメリットもありますので自分にとってどの方法が一番良いのかということを様々な点からよく考えて利用する必要があります。しかし中でも不用品回収業者を利用する方法では宅配回収や出張回収などが利用できたり、他にも不要になったものを一緒に回収してもらったりすることが出来る点、データの消去なども行ってくれるという点からメリットが沢山ありますので手軽に処分したいという方にはお勧めの方法です。