フラワーキーパーの処分は不用品回収業者に依頼した方がお得？おすすめの処分方法を比較！

フラワーショップには、フラワーキーパー（フラワーショーケース）やストッカーなど、生花業界ならではの電化製品や店舗什器など、さまざまなものがありますよね。今回は、数あるフラワーショップ関連のものの中でも処分が大変と言われる、フラワーキーパーの処分方法についてご案内していきます。リサイクルや部品の再利用などが進むさまざまな電化製品と同じように、生花業界ではなくてはならない存在となっているフラワーキーパーの場合も、ひと昔前とは少し異なる処分方法が主流になってきています。専門性が高く重宝される備品だからこそ、現在の最新の処分方法を知っておくと安心ですよね。不用品回収業者や自治体を利用した処分方法やそれぞれのメリットとデメリットなどを見ていきます。

自治体を利用した場合

フラワーショップになくてはならない備品のひとつとして、リサイクル品としての需要も高いフラワーキーパー（フラワーショーケース）は、できるだけリサイクルすることが望ましいのは言うまでもないことかと思います。しかし、修理が高くついてしまう場合や修理しようのない不具合がある場合など、やむを得ずに捨てることとなる場合もありますよね。フラワーキーパー（に限らず、自治体を利用して不用品を処分することのメリットとしてあげられるのは、まず、そのリーズナブルな料金だと思います。また、よい業者を探すためにある程度の情報収集が必要になるほかの処分方法とは違い、行政の情報を調べるだけで済む点も、メリットとしてあげられるかもしれません。

業者を利用した処分方法

とことんリーズナブルな料金でフラワーキーパーを処分したいという場合には、やはり自治体を利用した処分が確実と言えるでしょう。しかし、自治体に処分を依頼する場合には、「サービス」としてさまざまな恩恵を受けることができなくなりますので、基本的には、最初から最後まで「セルフサービス」での処分が条件になります。自治体に不明点を問い合わせる、フラワーキーパーの移動準備をする、自治体にあらかじめ指定されている引き取り場所に自分でフラワーキーパーを持って行くなど、適切な方法で事前準備から処分までの作業をすることが求められます。このような作業にかかる時間と労力などを考えると、決して「リーズナブルな料金」とは言えなくなってしまう可能性もあります。

買取業者で売る

フラワーキーパーなどの店舗用什器の処分を考えた時に強い味方となってくれるのが、やはり不用品回収業者の存在です。とくに、フラワーショップの移転や閉店などを理由にフラワーキーパーの処分が必要だという場合などは、そのほかのさまざまな不用品も一度に片づけることができるので、依頼するのメリットは非常に大きいのではないでしょうか。不用品回収業者でも、その専門性の高さと希少価値からか、買取対象品目としてあげられていることも多くなっています。フラワーキーパーの状態や年式によっては「お金を払って処分してもらう」のではなく「お金をもらって処分をする」ということも不可能ではありません。

不用品回収業者では、家庭で出る不用品と店舗で出る不用品はもちろん、店舗什器と厨房什器の扱いを分けている業者もあります。フラワーキーパーの回収をお願いしようとしても、取り扱い品目にないので回収できませんと言われてしまっては元も子もありませんので、フラワーキーパーを店舗什器として取り扱っている不用品回収業者と、厨房什器として取り扱っている業者があることを事前に把握しておくと安心かもしれません。また、フラワーキーパーは一般的な什器ではないため、不用品回収業者によっては、回収にかなりの料金がかかってしまうことも少なくありません。問い合わせや見積もりは1社で終わらせないと覚えておくと安心でしょう。

インターネットサービスを利用して売る

一般的なリサイクルショップなどでは、フラワーキーパーを扱うことが難しい面があります。数はだいぶ少なくなってしまいますが、フラワーキーパーやストッカーなど、フラワーショップの店舗什器などを専門に扱う買取業者を選ぶことでメリットを得られるでしょう。汎用性の高いものや状態のよいものなどは、いい値で引き取ってくれる可能性もあります。また、もしも、現在使っているフラワーキーパーの故障が原因で処分を考えている場合には、処分を決める前に、修理依頼の受付も可能な買取業者に実際のフラワーキーパーを見てもらうこともおすすめです。場合によっては、処分するよりも安い費用で修理が可能になる場合もありますし、中古フラワーキーパーを安価で購入できるなど、思いがけないメリットがあるかもしれません。

まとめ

リサイクルショップなどの買取業者にフラワーキーパーの買取を依頼するには、まず、フラワーキーパーそのものが、きちんと機能するものである必要があります。また、見積もり査定の結果次第では、買取が不可となる可能性もありますので、買取業者に買取前提の見積もりを依頼する場合は、あまり期待をしすぎずにいることも大切です。できるだけ高く見積もり査定してもらうポイントとしておさえておきたいのは、見積もり査定前のクリーニング。フラワーキーパーにおいては、ガラス面のキズや汚れなど、フラワーショップでの「見栄え」が意外と重要なチェックポイントとなりますので、できるだけ念入りに掃除をしておくのもおすすめです。