不用品回収業者選びのコツ - 不用品回収・粗大ごみ比較ナビ

  • 会社概要
  • 総合TOP
粗大ゴミ・不用品回収業者10社から1番安くて、あなたにピッタリな会社を徹底比較
  • 関東版はこちら
  • 関西版はこちら
  • 東海版はこちら

ノートパソコンの処分は不用品回収業者に依頼した方がお得?おすすめの処分方法を比較!

2019.05.11

かなりの方が処分しなければならないノートパソコンをお持ちではないでしょうか。PCリサイクル法ができてから、簡単に処分することができなくなっているため、デスクトップ型と違って置き場所に困らないノートパソコンはついついそのままになってしまいがちです。更に、家電量販店で購入できる家庭用のパソコンと、IT関連製品のベンダー企業から購入したパソコンでは、処分方法も異なることから、どうしていいのかわからないという声もよく耳にします。中には、パソコンに残っているデータを消去したくても、消去方法がわからずにそのままになっているという場合も多いといいます。処分を検討している方のために処分方法を比較しました。

自治体を利用した場合

小型家電リサイクル法に基づいて自治体でも小型家電の回収・リサイクルが行われ、一部の自治体ではパソコンの回収も行われています。PCリサイクルマークがついた一般家庭用のノートパソコンであれば、基本的に無料で回収が行われています。決められた回収日に回収場所まで持参する必要がありますが、メーカーに回収依頼をするよりも手続きが圧倒的に簡単です。パソコンメーカーに回収を依頼するときは、メーカーのサイトか電話で直接申込みをします。申込みの後、メーカーからエコゆうパック伝票が郵送されてきます。その後、自分自身で梱包してエコゆうパック伝票を貼り付けて、郵便局に持ち込むか集荷を依頼するという手間を考えるとメリットは大きいです。

ノートパソコンの処分に自治体の回収を利用する場合、パソコン内のデータの完全消去に関しては自己責任で行わないといけません。完全消去とは、専用ソフトなどを使用してデータの上書きなどをすることです。ゴミ箱に入れてもデータは消えません。自治体はパソコンの回収はしても、データの消去はしてくれません。データの消去を自分で行えない人が、消去を行わないままパソコンを回収に出してしまった場合、個人データの流出につながりかねません。個人情報の流出の危険性が高いことを認識しないまま、自治体の回収を利用することはデメリットしかありません。また、小型家電の回収は行っていても、PCリサイクル法の対象となるパソコンの回収を行っている自治体は圧倒的に少ないです。自治体の回収を利用したくとも、できないという方がほとんどという現状もデメリットです。

業者を利用した処分方法

不用品回収業者を利用してノートパソコンの処分をする場合には、回収に来てもらえます。一般家庭で使用していたものでも事業所で使用していたものでも処分が可能です。更に、プライバシーマークを取得している業者であれば、パソコン内のデータ完全消去の依頼もできます。また、電源が入らないなど起動せず、データ消去ができないパソコンや、事業所で業務使用していたパソコンは、目の前でハードディスクの破壊処理などを依頼することもできます。処理費用がかかっても、社内の重要なデータや顧客情報の流出を防ぐことができます。データ消去後に、消去証明書の発行を行っている業者に依頼すれば輪をかけて安全です。また不用品回収業者は、依頼したその日でも処分してもらうことができますし、こちらの日程に合わせて処分してもらうことも可能だということがメリットといえます。

不用品回収業者にノートパソコンの処分を依頼した場合のデメリットとしては、処理費用がかかるということです。データの完全消去なども依頼するとなると、ある程度の処理費用は必要となります。また、プライバシーマークを取得している業者であれば、データ消去に関しても心配はいりませんが、そうでない場合には必ず依頼者立ち会いの下で、ハードディスクの破壊処理を確認することが必要になります。しかし、事業用に使用していたパソコンから情報の流出によってうける社会的信用の失墜や補償費用のことを考慮したら、わずかな金額といえます。

買取業者で売る

正常に作動するノートパソコンであれば、買取業者に売ることもできます。プライバシーマークを取得している業者で、持込時にデータの完全消去を実施できる業者でしたら、安心して買取に出せます。ただし買取金額は、人気のあるメーカーや機種、パソコンの作動状況によって変わってきますが、それほど高く売れるわけではありません。けれど、事業所で使用していたパソコンを何台もまとめて買取依頼するのであれば、1台当たりの金額が大したことがなくても、まとまればそれなりの金額にはなります。あくまでも、データの完全消去を実施することが前提にはなります。

買取業者は、一応正常に作動するパソコンでなければ売れません。また、プライバシーマークを取得している業者かどうかを必ず確認して売るか、持込む前に自分でデータの完全消去をするかしないといけません。買取時に業者がデータの完全消去を実施するのであれば問題はないと思いますが、後で処理するとなると個人情報の流出の心配が残ります。また、買取価格も自分が納得できる価格になるかどうかわかりません。大体において、ノートパソコンの買替や処分を考える時というのは、数年使用していて、起動などに時間がかかるようになったときです。期待したほどの金額にはなりません。動かないパソコンでも部品どりができる場合はわずかながらもお金になるかもしれませんが、データ消去ができないので情報流出の危険性があるのでお勧めできません。

インターネットサービスを利用して売る

故障している場合は無理ですが、正常に作動するノートパソコンであれば、インターネットを利用してフリマサイトやオークションサイトであれば、自分がつけた価格かそれ以上で売ることができます。中古のパソコンは結構需要もあるため、価格次第で買い手がすぐに見つかるかもしれません。購入したときについていた説明書やリカバリーディスクがあれば、売れる可能性はもっと高くなります。人気のあるメーカーや高スペックの機種、モバイル機種であれば、かなりの価格をつけても売れる可能性があるのがインターネットサービスのメリットです。

では、フリマサイトやオークションサイトで売る場合のデメリットは何でしょうか?何度も繰り返すようですが、個人情報の流出の可能性です。専用ソフトなどを使用して、データの完全消去をできる方なら問題は起きないと思います。しかし、パソコンの初期化やOSの再インストールでデータが消去されると思っていたら、大間違いです。悪意のある人間に渡ったら、データの復旧など、造作もないことです。クレジットカード情報や友人や知人の情報などあっという間に取り出されてしまいます。これらの情報が何に使われるか、すぐにわかりますよね。クレジットカードの不正使用や詐欺の被害者になる危険性が高いことがデメリットです。

まとめ

ノートパソコンの処理方法についてメリットとデメリットを比較しました。とにかく怖いことは、パソコン内に残ったデータの流出です。起動しないパソコンであっても、ハードディスクなどの記録媒体が壊れていない場合は、データを取り出すことなど本当に簡単です。しかし、パソコンを日常的に使用していても、情報流出の危険性を知らない人が多くいます。情報流出を確実に防ぐには、プライバシーマークを取得している不用品回収業者にノートパソコンのハードディスクの破壊処理を依頼することが一番だと思います。

ページの先頭へ戻る